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Vol.591 会員限定

武器輸出問題で自公連立「解消」を問う

公明党は国を守る連立与党の「矜持」を示せ

2024.02.16 67分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜は自公連立は国益に適うか、自公連立で日本の安全保障は大丈夫かと、大上段に構えて小野寺五典さんと岩田清文さんと論じました。
 公明党は平和の党といいながら、実は国民を危険にさらしています。公明党は憲法を守るといいながら、実は憲法前文に違反しています。
 公明党はクリーンな政党と主張しながら、創価学会との繋がり、そこから流れるお金のことを考えると決してクリーンではない、こんな厳しい批判を小野寺さん相手に展開しました。

≪対談で語られた論点≫
 1.武器輸出めぐる自民党各内閣の対応
 2.日本は現行憲法で武器輸出を行っていた
 3.武器輸出の制約は歴代内閣の国会答弁にすぎない
 4.武器輸出は国同士の仲間づくりのツール
 5.次期戦闘機に日本の技術はどの程度使われているか
 6.共同開発がこれからの戦闘機開発の主力になるか
 7.米ライセンス生産PAC3を米に輸出できる
 8.日本の武器は紛争当事国に輸出できるか
 9.山口代表はなぜ協議チーム合意を無視し反対したか
10.櫻井キャスターが公明太田昭宏常任顧問を取材
11.地対空ミサイルは殺傷兵器でない理由
12.公明党首は連立与党としての「矜持」を持て
13.自公は今月中に武器輸出与党方針を決定せよ
14.去年“北京帰り”の山口代表「慌てないで議論すべき」
15.日本は「戦争を起こさせない」力を持つべきだ
16.日本が侵略された時他国に応援してもらう想定を持て
17.ウ国武器支援は法律でなく政治スタンスの問題
18.自公が連立を組む限り日本が自立する国家になるのは困難
19.創価学会マネーに支えられる公明党はクリーンか

小野寺五典

小野寺五典
元防衛大臣

1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。2017年再び防衛大臣(第3次安倍第3次改造内閣) に就任。

岩田清文

岩田清文
元陸上幕僚長

1957年生まれ。79年に防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務を経て、93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。2010年、陸将、第7師団長。11年、統合幕僚副長。12年、北部方面総監。13年、第34代陸上幕僚長と歴任し、16年に退官。

※ プロフィールは放送日2024.02.16時点の情報です

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