≪櫻井よしこの対談後記≫
　順風満帆の大谷翔平選手に青天の霹靂です。
　よりによって信頼していた通訳のスポーツ賭博疑惑が起きてしまいました。悪い弁護士や検事がその気になれば、大谷選手の選手生命を傷つけることもできるでしょう。
　でもこんな文字どおり、類い希なるすがすがしい青年をそんな目にあわせてはいけないと思います。門田隆将さん、二宮清純さんと分析しました。
　それにしても大谷選手は、知れば知るほど、素晴らしい人ですね。

≪対談で語られた論点≫
一．水原一平氏スポーツ賭博疑惑の最新情報
　１．水原氏はインタビューの内容をなぜ変えたのか
　２．スポーチ賭博は３８州、CA州は非合法
　３．なぜドジャースは大谷、水原をセットで契約したのか
　４．大谷選手自身が賭博借金の肩代わりで送金したのか
　５．米国では憶測記事が書かれ、性悪弁護士らが暗躍
　６．現在のMLBとFBIの意向はどうなっているか

二．大谷翔平「清々しさの原点」を探る
　１．大谷対ダルビッシュ　どっちが勝った？
　２．大谷選手は投手をしない今年に「４冠王」を目指せ
　３．なぜ大谷選手は凡打でも全力疾走するか
　４．大谷選手は今年全米初の「５０－５０」を狙え！
　５．ダルビッシュ投手の凄さは「ナレッジシェアー」
　６．ダルビッシュ投手の尊敬するメジャーリーガーは誰？
　７．イチローが教えた「野球の原点」とは何だ
　８．大谷選手はベースボールの神様を「あっさり」超えた
　９．トルネード、振り子、二刀流は素晴らしい「ユニコーン」
１０．大谷翔平の人間形成の原点とは
１１．岩手の風土と大谷、菊池、佐々木朗希、麟太郎
１２．花巻東佐々木洋野球部監督による大谷選手への指導
１３．大谷選手が高校で作った「人生の目標」とは
１４．佐々木監督と吉田松陰

門田隆将
作家・正力松太郎賞選考委員

1958 年高知県生まれ。 中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。 週刊新潮編集部に配属され、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008 年４月独立。 「毅然と生きた日本人」をテーマに幅広い分野で作品を執筆。 『この命、義に捧ぐ　台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』で、山本七平賞受賞。主な著書に『なぜ君は絶望と闘えたのか　本村洋の3300日』、『死の淵を見た男　吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』、『汝、ふたつの故国に殉ず　台湾で英雄となったある日本人の物語』、『奇跡の歌　戦争と望郷とペギー葉山』（小学館）、『オウム死刑囚 魂の遍歴　井上嘉浩　すべての罪はわが身にあり』、『日中友好侵略史』など多数。

二宮清純
スポーツジャーナリスト

1960年愛媛県生まれ。フリーのスポーツジャーナリストとしてメジャーリーグ、オリンピック・パラリンピック、サッカーＷ杯、ラグビーW杯、ボクシングなど国内外で幅広い取材活動を展開。明治大学大学院博士前期課程修了。広島大学特別招聘教授。大正大学地域構想研究所客員教授。経済産業省「地域×スポーツクラブ産業研究会」委員。認定NPO法人健康都市活動支援機構理事。主な著書に『スポーツ名勝負物語』、『勝者の思考法』、『奇跡のリーダーシップ』、『プロ野球“衝撃の昭和史”』、『村上宗隆　成長記 ～熊本はいかにして「村神様」を育てたか～』など多数。

※ プロフィールは放送日2024.03.22時点の情報です