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Vol.708 会員限定

米中首脳会談と台湾問題の“捌き方”

習近平の「台湾脅し」にトランプは黙殺した

2026.05.15 62分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 世界が注目した米中首脳会談は、いったいどちらが優位に立ったのか。わが国ではほとんどのメディアが中国有利に展開したと評価します。でも言論テレビではその反対の評価でした。
 何ゆえにアメリカは対中優位を保ち得ているのか、山上信吾元豪州大使と中国問題専門家の小原凡司氏が語りました。トランプ憎しの感情を通して見るのとは全く違う分析が行われました。
 米中関係の中で台湾がどのように扱われたのか。日本のみならず、世界の力のバランスに戦略的影響を与えるこの問題を中心に論じました。

≪対談で語られた論点≫
 1.習近平こそ成果を出すことに汲々
 2.中国大歓迎、子供飛び跳ねまるで「北朝鮮」
 3.閲兵式で習近平のネクタイが曲がっている
 4.ディール名人トランプはまず相手をおだてる
 5.習近平「台湾脅し」にトランプ無視の意味は?
 6.米中首脳会談の陰の主役は高市首相
 7.櫻井独自!トランプ高市電話会談の詳報
 8.ルビオ長官「米国の台湾政策は変わっていない」
 9.なぜ中国は天壇公園にトランプを招いたか
10.米中の発表内容がなぜ重なっていないか
11.中国は「建設的戦略安定関係」など名詞を使うと危険
12.中国はイランに狡猾な軍事支援を行っている
13.中東の構図が変わり湾岸諸国がイランに敵対
14.新興国への中国の後ろ盾は何の効用もない
15.残り3回の米中会談で日本は「台湾」を守る
16.高市政権は台湾に対する曖昧戦略を変えさせよ

山上信吾

山上信吾
前オーストラリア大使

日本の元外交官、外交評論家。外務省国際情報統括官、外務省経済局長等を経て、2020年、駐オーストラリア特命全権大使。2023年に退官し、2025年現在、TMI総合法律事務所特別顧問、笹川平和財団上席フェロー等を務めつつ、外交評論活動を展開中。

小原凡司

小原凡司
DEEP DIVE代表理事

1985年 防衛大学校卒業、1998年 筑波大学大学院(地域研究修士)修了(修士)。1985年に海上自衛隊入隊後、回転翼操縦士として勤務。2003年~2006年 駐中国防衛駐在官。2006年防衛省海上幕僚監部情報班長、2009年 第21航空隊司令、2011年IHS Jane’s アナリスト兼ビジネス・デベロップメント・マネージャーを経て、2013年に東京財団、2017年6月から現職。著書に『中国の軍事戦略』(東洋経済新報社)『軍事大国・中国の正体』(徳間書店)『何が戦争を止めるのか』(ディスカバートゥエンティワン)『曲り角に立つ中国』共著(NTT出版)等

※ プロフィールは放送日2026.05.15時点の情報です

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